トレーナー部 デリカ担当トレーナー

トレーナー部 
デリカ担当トレーナー

髙坂 有梨さん

店舗主任からバイヤーへ。最初は転職したみたいな感じでした

早いもので入社13年目になります。入社後、配属されたのはデリカ売場で、滋賀、大阪、京都の3店舗で経験を積みました。大阪の店舗では、新店のオープンスタッフとして配属され、土地勘のない場所ではじめての一人暮らしということもあり苦労はしましたけど、毎日が新鮮で充実した日々でした。入社3年目に京都の店舗でデリカの主任となり、その後、本部の生鮮食品事業部デリカ課で3年間バイヤーを務めました。

バイヤーは目標となるキャリアのひとつですが店舗の仕事とは全く内容が変わるので、異動になってすぐはまるで転職したような気持ちでした。自分が企画した商品や選んだ商品が店舗に並ぶというのはとても光栄なことですが、商品が売れないと全店に迷惑をかけてしまうというプレッシャーは大きかったです。

トレーナーの仕事は、現場の課題を見つけ改善していくこと

どちらかというと駆け引きが苦手な性格だったので、仕入の価格交渉などたいへんなこともありましたが、商品が誕生するまでの流れを知ることができ、視野が大きく広がりました。そこから数年間、経験を積んだ後、2022年の2月からトレーナー部に配属となりました。

トレーナー部には50数名の社員がいて、トレーナー課と技能研修センターに分かれて仕事をしています。私はデリカ担当のトレーナー課として、主任の育成に取り組んでいます。具体的には、作業場や売場に入り、会社のルールが守られているか、安全に効率的に仕事ができているかなどをチェックして課題を見つけ、改善指導していきます。

主任やメンバーさんのやりがいにつながると嬉しい

 お客様やメンバーさん(パート・アルバイト社員)の安全・安心に関わる部分は厳しく指導することもありますが、店舗の雰囲気が悪くならないよう、一方的な指導ではなく店舗ごとの状況も理解したうえで話を進めていくように心がけています。

新型コロナウイルス感染症の影響で思うように研修が実施できず、新しい情報が共有しきれていない店舗もあるので、課題を伝えることで感謝してもらえることもあります。こちらからの指摘をマイナスに捉えるのではなく、主任やメンバーさんが前向きに捉えてやる気になってくれると、とても嬉しい気持ちになります。

平和堂が愛しつづけられるように

平和堂では、今年を教育元年と位置付け、あらためて人材育成に力を入れようとしています。トレーナーの仕事を通じて、よりお客様に喜んでいただける店づくりにつながれば嬉しいですし、平和堂がこれからも愛しつづけられるように、平和堂の将来をつくっていける仕事なのかなとやりがいを感じています。

今後も「より働きやすい環境づくり」を目指して、効率的な売場運営やどんな人でも作業しやすい方法など、全店展開できるような取り組みを考えていきたいです。

場合によっては、入社後思ってもみなかった仕事につくこともあると思いますが、一度トライしてみることで新しい自分の適性に気づくこともあります。若い皆さんには、恐れず何でもチャレンジしていってほしいです。

1日のスケジュール

  • 10:00 
    開店時の売場確認をします。主任と売場を回り、POPの確認や、陳列方法などポイントとなる箇所を目合わせします。
  • 12:00 
    作業場の安全性、効率性を確認します。より良い環境を整備し、メンバーさんが働きやすい作業場にしていきます。
  • 14:00 
    主任と課題の共有をします。商品の動向や、作業段取りなど主任と一緒に考え売場運営の適正化を図ります。